アトピー性皮膚炎には(適切なステロイドの利用と)ワセリンが良いと思った話

2021/10/24 13:10

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アトピー性皮膚炎は成人したら治るよと言われてきましたが、最近は成人してからなる人も多いようです。

小さい頃からアトピー性皮膚炎に付き合ってきました。今思えば…のような失敗もあります。またここ数年使っているワセリンは良いものだなと思っています。

というお話です。

ステロイド外用薬は適切に使うべき

ステロイドは怖いからと、謎の健康療法にはまると悪化する だけだと思っています。

お子さんがアトピー性皮膚炎になった親御さんが、子供のことを思うが故にハマりやすいものだと思います。

また、ステロイドは強いからと微量にしようとするのも使用が長引くだけだったなという経験です。

ポイントはしっかり使って短期間で済ませることですね

誰かに塗ってもらうときは ビニール手袋 などを用意しておくと便利です(病院で塗ってもらうときのように)。

前は100枚500円くらいで買えるものがあったんですが、値上がりしましたね…

ステロイドを使わないといけない状態を避ける

ある程度の状態になってしまった場合には覚悟を決めてステロイドを適切に使用して、悪化するのを避けましょう。悪化する前であれば比較的弱めなステロイドで短期間で復活するはず(もう慣れていて大体わかりますよね)。

清潔にするのは良いけれど

一番良く無いのは、清潔にしようと思って油分をしっかり落とす石鹸とか、しっかり汚れを落とそうとなぜかあかすりを使ってしまうとかしてしまうことだと思います。 特に、子供に症状が出てしまった親の思いとして、副作用が…などを目にするステロイドを避けようと、健康に良いとされていることをしてしまうやつですね。

過剰に油分を落とさない優しい石鹸を手で泡立てて手で洗うくらいでちょうど良いはずです。

とにかく、 皮膚に傷をつけない、アレルゲンが侵入しにくい状態にする ことです。

アレルゲンの皮膚への侵入をブロックする

日本皮膚科学会のサイトにある アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018年版によれば、角層の異常や表皮の異常などで皮膚バリアの低下によりアレルゲンの皮膚への侵入のしやすさにつながると書かれています(ように読める)。

馬の油が良いということで試したことがあり、実際ある程度効果があった気はします。が、油分が強すぎて別の悪影響もあった気がします。

ワセリンでバリア!

10年ほど前に引っ越しをして、美容もやっている皮膚科医に変わりました。ステロイドや亜鉛華軟膏の処方とともに、 「乾燥させないようにワセリンを塗ってください」 とワセリンも処方してくれたんです。

ワセリンは効果絶大で、ステロイドの出番が劇的に減りました。ワセリンといえば、ボクシングで出血した時に塗り込むものだと思ってましたが、皮膚をバリアしてくれるんですね。

今は一般的にワセリンを処方してくれるのかもしれませんが、何十年も皮膚科にかかってきてワセリンを処方してくれた先生は1人だけでした。

Vaselineを使ってます

まずは皮膚科で相談して処方してもらうのが良いと思いますが、最近は皮膚科に行くことすらなくなってきたのでアメリカ製の Vaseline ってのを使ってます(書くために確認するまでおフランス製だとおもってた)。なんか塗り心地が良いんです。100% White Petrolatumって書いてあるんですけど、何が違うんでしょうね。

風呂上がりに乾燥しやすい部分に塗っていて、368gのサイズで自分の場合は半年から1年保ちます。注文履歴を見たところ5年で13個購入しているので、状況次第かも。

Amazonで1000円くらい(円安や原油高で高くなってる?安い時期は750円くらい)で売っているのと、メジャーなのでドラッグストアでも買えるはずです。うまくはまればコスパ良いですよね。

ヴァセリン ペトロリュームジェリー(大)368g

ヴァセリン ペトロリュームジェリー(大)368g

※身体に合わないなと思ったらすぐやめた方が良いと思います。自分は悪化する瞬間はありませんでした。しばらくしたら改善するかも、みたいな期待はせず。

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