Thunderbolt3接続MVNe m.2 SSDの性能は母艦でどの程度変わるのか?

2021/07/02 23:55

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外付けSSDの速度は、接続する母艦の性能によってスピードは変わるのか?

MacBook Pro 15' 2016 LateとM1 Mac mini 2020に接続したときの速度差はかなりのものでした。

実際の数値

利用したのは 9000円程度で購入できるThunderbolt3接続のエンクロージャ と、Time Saleで 13500円くらいで購入したSAMSUNGの廉価版MVNe m.2 SSD(980)の1TB です。

Thunderbolt3接続のエンクロージャ

テストは Blackmagic Disk Speed Test の結果です。

MacBook Pro 15' 2016 Lateに繋いだ場合

MacBook Pro 15' 2016に接続するとWrite 816MB/sec, Read 1370MB/sec
  • Write 816MB/sec Read 1370MB/sec

Thunderbolt3自体のSpecやSSDのSpecと比べると少し悲しい結果でした。Readが1370MB/secなので、10Gbpsのケースの限界よりは早いので心の平静は保てましたし、普段使いには十分な速度ではあります。

M1 Mac mini 2020 に繋いだ場合

M1 Mac miniに接続するとWrite/Readともに2000MB/secを達成
  • Write 2001MB/sec Read 2074MB/sec

M1 Mac miniに接続したところ、ReadもWriteも2000MB/secを超えました。期待通りです。爆速のおばけマシンに繋げばもっと速度出るかもしれませんが、MacBook Pro 15' 2016 Lateの内臓SSDより早いので、個人的な体感としてはもう内蔵みたいなものです。

M1 Mac mini 2020 の内蔵SSDの速度

M1 Mac miniの内蔵は3000MB/secに迫る!
  • Write 2946MB/sec Read 2831MB/sec

ついでなので、M1 Mac mini 2020の内蔵SSDの速度も確認してみました。

Writeが3000MB/sec近くなっていて、お値段を考えるととんでもないですね。

母艦の性能に左右されるけれど、Thunderbolt3接続は優秀という結論

母艦の性能によって外付けSSDの性能は大きく左右されることがわかりました。

macの内蔵SSD容量をワンランクアップアップすると22000円以上お値段が上がります。1TBのThunderbolt3接続SSDが22500円で買えたのは良かったのではないかなと思います。

MVNe m.2接続のSSDは普及価格帯のものでも3000MB/sec程度の性能を持つものが多いため、せっかくならThunderbolt3接続のエンクロージャを選択したいものです。

Thunderbolt3接続エンクロージャの組み立てはこちらの動画で

格安の9000円程度で購入できるThunderbolt3接続のエンクロージャ13500円くらいで購入したSAMSUNGの廉価版MVNe m.2 SSD(980)の1TB を組み立てた様子を動画にしています。

良かったらこちらも見て見て下さい。

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